人口1000人の村でまさかの事故!
毎日寒い日が続いていますがいかがお過ごしですか?
こんにちは!海外生活お困りごと110番の佐々木ゆうかです。
昨年の暮れ、抱えていたプロジェクトの雪崩のようなプレッシャーに音を上げ、思い切って有給を取り、2000キロ離れたコロラドの山奥にある温泉へ命の洗濯に行ってきました。
温泉に浸かっているうちにこれまで煮詰まっていたことがなんだかバカバカしく思え、ウジウジと悩んでいた自分はなんて小さい器だったのだろうとリフレッシュして、さぁ、家へ帰ろう!と思ったその日は、
地元のの人も驚く猛吹雪。ガーン!
温泉から空港までは約60km。途中山だの谷だのを運転していかなければなりません。通常の3倍ほどの時間を見計らって早くに出発したのですが、すでに路面は雪で覆われ、対向車線も前の車も見えず辺りは真っ白雪景色。周りが見えないのでGPSだけがが頼みの綱。
「400メートル先で左折」
GPSの指示に従いゆっくりと左折したつもりが、車のヘッドと自分は左を向いているのに車体は何故か真っ直ぐに進んでる!
その先には土手が!
落っこちてしまいました。
幸いにも通りがかりの村人が車から私を運転席から引っ張り上げ、最寄りのガソリンスタンドに連れて行ってくれました。
さぁ、それからが大変!
ガソリンスタンドのコンビニで、
- ここはなんという町かを確認(人口1000人の村ということが判明)。
- 最寄りの警察署の番号をググり電話し事情を説明。
- 保険会社に電話し、事情を説明。
- 到着した警察官に事情を説明。
- レッカー車を手配。
- 乗り遅れた飛行機の航空会社に連絡し事情を説明、新たに翌日のチケットを取り直す。
- その日の晩泊まるためのホテルを手配。
警察官との話が終わり、保険会社と話がつき、レッカー車で車を土手から引き上げてもらい、翌日の便を確保し、急遽予約したホテルにチェックインする頃には6時間が経っていました。
もちろん、これらの作業を粛々と行っていたわけではなく、猛吹雪の見知らぬコロラドの村でむしろワタワタです。
もしも、誰も通りかからなかったら…。😱
もしも、落下した場所が谷だったら…。😱
もしも、言葉の通じない国だったら…。😱
もしも、ガソリンスタンドもなくコンビニも開いていなかったら…。😱😱😱
そんな沢山の「もしも」が頭の中を巡りました。
そんな海外での「もしも」に備え、保険、事故、事件、医療、教育など生活全般をサポート致します。まずお気軽にお声掛けください。
追記: 事故の事情をワタワタと説明してる最中で「まぁー、コロラドは雪なのねー。さぞ綺麗な景色でしょうねー。」と天然にもほどがある発言をした保険会社のおばちゃんに怒鳴りそうになる自分を抑えるのはどのプロジェクトよりも難しい作業でした。😤😤💢💢
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*****自己紹介****
佐々木 ゆうか
1984年よりアメリカ合衆国在住。製造、オペレーション、ロジスティクス、財務、マーケティング、営業、人事、マスターデータ、顧客管理、コーチング&トレーニングなど多岐にわたる分野で日本と米国の民間及び政府の両セクターでコンサルタント業務にあたる。